イタリア経済の中心・ミラノとその都市圏である州西部は、隣接するピエモンテ州と共通する料理がいくつか見られる。
北部の湖水地方では、コモ料理に代表される淡水魚をつかった料理も盛んだ。
対して州東部は歴史的にヴェネツィア共和国の影響を長く受けたためやや趣きは異なる。
中でもマントヴァはルネッサンス期を通して自立した都市国家だったため、独自の食文化が開花した。
アルプスの山岳地帯・ソンドリオ県に広がるヴァルテッリーナ地方(テッリーナ渓谷)では、やせた土壌に適した蕎麦をつかった料理が特徴的。良質のハム、チーズ、ワインの生産地としても有名だ。
<県>
ミラノ(MI)
モンツァ・エ・ブリアンツァ(MB)
ヴァレーゼ(VA)
コモ(CO)
レッコ(LC)
ソンドリオ(SO)
ベルガモ(BG)
ブレーシャ(BS)
マントヴァ(MN)
クレモーナ(CR)
ローディ(LO)
パヴィーア(PV)
サフラン香る
ミラノ風リゾット
蕎麦粉のパスタ
ピッツォッケリ